神之田流合気道

護身術

体力のないものが絶対に不利な状況からも身を守ることのできる方法であってこそ護身。

格闘技とは違い、相手にダメージを与えるよりも自分にダメージが無いことを考える技法であり決して競いあうものではありません。

護身術というと、パンチや蹴りなどの捌き方や、映画ような立ち回りなどの技が中心の護身術を期待されているものと思います。
確かに相手を倒す技を身につけたいという考え方に否定は致しません。
しかし当同好会は現実の犯罪や危険に対処するためのものです。
『いかに危険を避けられるか』『いかに安全を確保できるか』ということを中心に考え、実践していこうと思っております。

危険は、あなたに突然、襲ってくるのです。
逃げることを最優先しなければいけないのですが、簡単に逃げることができるとは限
りません。
実際の場面では、逃げられない状況も考えられます。
危険に合わないためにはどうするかという心掛けから、危険に直面した場合にしっかり対応できるように心を作る心理的な訓練も必要です。

ケンカや格闘技の経験のない人が技術を取得するには、それなりに練習量を積まなくては使えるまでには至らないと思います。

毎日の練習と危機に対する心がけをしっかり意識し、対応できるように心構えをしっかり持つことが一番の護身法です。

「自分の身は自分で守る」という心掛けをしっかり持つこと。
あなたがトラブルの被害者にならないためにも、また毎日安全な生活を送れるためにも、役にたてることを願っております。